『1日いくら?』ドッグフードのコスパを正しく計算する方法
「このフード、高いけど実際1日いくらなんだろう?」
「安いフードのほうがコスパがいいって本当?」
ドッグフードを選ぶとき、安全性や原材料だけでなく「続けられる価格かどうか」もとても大事です。
とはいえ、パッケージに書いてあるのは「1袋○○gで○○円」。そのままだと本当に知りたい「1日あたりのコスト」が分かりにくいですよね。
このページでは、ドッグフードのコスパを
「1日あたりいくらかかるのか?」
という視点で、かんたんに計算できる方法をまとめました。
数字が苦手な方でも大丈夫なように、具体例もたっぷり使いながら解説していきます。
- なぜドッグフードは「1日あたりの金額」で考えるべき?
- コスパ計算の基本ステップは「3ステップ」だけ
- ステップ1:フードの「1gあたりの単価」を出す
- ステップ2:愛犬の「1日の給与量(g)」を確認する
- ステップ3:「1gあたりの単価 × 1日の給与量」で1日あたりのコストを出す
- 具体的な計算例:AフードとBフード、どっちが本当にお得?
- 例1:1kg 3,000円のフードを体重4kgの犬に与える場合
- 例2:1.8kg 4,500円だけど、給与量が少なくて済むフード
- コスパ計算で「必ずチェックしたいポイント」
- 税込か? 送料込みか? 定期割引か?
- グラム単価だけでなく「カロリー密度」も意識する
- 多頭飼いの場合は「1匹あたり」のコストを出す
- 「安いからダメ・高いから良い」ではなく、続けられる範囲での最適バランスを
- まとめ:1日あたりのコストを知れば、フード選びの不安が小さくなる
なぜドッグフードは「1日あたりの金額」で考えるべき?
ドッグフードを比較するとき、つい
- 1袋あたりの価格
- 1kgあたりの価格
だけで見てしまいがちです。
でも実際に家計に関係するのは 「その子にとって1日いくらかかるか」 です。
同じ1kg 3,000円のフードでも、
- 1日90gで足りるフード
- 1日150g必要なフード
では、1日のコストが大きく変わります。
カロリー密度や栄養バランスが違うからです。
つまり、コスパを正しく比べるには
- そのフードを 1日に何g与える必要があるか
- その量を与えたとき、いくらになるか
この2つをセットで考える必要があります。
コスパ計算の基本ステップは「3ステップ」だけ
コスパ計算は、どのフードでも共通して次の3ステップで求められます。
- フードの 1gあたりの単価 を出す
- その子の 1日の給与量(g) を確認する
- 「1gあたりの単価 × 1日の給与量」で 1日あたりの金額 を出す
順番に見ていきましょう。
ステップ1:フードの「1gあたりの単価」を出す
まずはパッケージに書かれている
- 内容量(例:1kg、1.8kg など)
- 価格(税込)
を使って、「1gあたりの値段」を出します。
計算式はとてもシンプルで、
1gあたりの単価 = フードの価格 ÷ 内容量(g)
となります。
たとえば、
- 価格:3,000円(税込)
- 内容量:1kg(=1,000g)
の場合、
3,000 ÷ 1,000 = 3円/g
となります。
この「1gあたり○円」が分かると、どんな体重の子でも計算がしやすくなります。
ステップ2:愛犬の「1日の給与量(g)」を確認する
次に、そのフードをその子に1日何gあげるのが適正かを確認します。
チェックするポイントは次のとおりです。
- パッケージの「給与量の目安」表を確認する
- 体重・年齢・運動量に合う行を探す
- 1日あたりのグラム数(またはカップ数)を確認する
たとえば、「体重4kgの成犬」であれば「4kg」の行に書かれている給与量(例:1日90g)の数字を使います。
ここでは**あくまで「そのフードの推奨量」**を使ってください。
他のフードの給与量と混ざると計算がズレてしまいます。
ステップ3:「1gあたりの単価 × 1日の給与量」で1日あたりのコストを出す
あとは、ステップ1・2で出した数字を掛け合わせるだけです。
1日あたりのコスト = 1gあたりの単価 × 1日の給与量(g)
先ほどの例を使うと、
- 1gあたり:3円
- 1日の給与量:90g
なので、
3円 × 90g = 270円/日
となります。
この「270円/日」が、その子にとってのフードの本当のコスパです。
具体的な計算例:AフードとBフード、どっちが本当にお得?
ここからは、少しリアルな数字を使ってコスパの比較例を見てみます。
例1:1kg 3,000円のフードを体重4kgの犬に与える場合
- 価格:3,000円(税込)
- 内容量:1kg(1,000g)
- 給与量の目安:体重4kgの成犬で 1日90g とする
この場合、
1gあたりの単価は
3,000 ÷ 1,000 = 3円/g
1日あたりのコストは
3円 × 90g = 270円/日
となります。
1袋で何日もつかも計算してみると、
1,000g ÷ 90g ≒ 約11日分
なので、
3,000円で約11日 → 1か月続けるには だいたい3袋弱 必要
という目安が見えてきます。
例2:1.8kg 4,500円だけど、給与量が少なくて済むフード
次は、内容量は多くて価格も高いけれど、「少ない量で必要なカロリーが取れる」フードの例です。
- 価格:4,500円(税込)
- 内容量:1.8kg(1,800g)
- 給与量の目安:体重4kgの成犬で 1日70g とする
この場合、
1gあたりの単価は
4,500 ÷ 1,800 = 2.5円/g
先ほどのフードより「1gあたりの単価」は少し安くなります。
1日あたりのコストは
2.5円 × 70g = 175円/日
同じ体重4kgの子にあげたとき、
- 例1のフード:270円/日
- 例2のフード:175円/日
となり、1日あたり約100円近くの差になります。
パッと見は「高く見えるフード」でも、少ない量で栄養が足りるなら、実はコスパが良いことも多いのです。
コスパ計算で「必ずチェックしたいポイント」
数字が出せるようになったら、次は見落としがちなポイントも押さえておきましょう。
税込か? 送料込みか? 定期割引か?
フードの価格を比べるときは、
- 表示価格が税込か税抜きか
- 送料が別途かかるかどうか
- 定期コースで割引されるか
を合わせて見ることが大切です。
たとえば、
- 単品:3,300円(税込)+送料800円
- 定期:3,000円(税込・送料込み)
という場合、パッと見ではあまり変わらないように見えても、1日あたりのコストでは結構差が出ることがあります。
グラム単価だけでなく「カロリー密度」も意識する
カロリーが低いフードは、同じ体重の子でもたくさんの量を食べないと必要なカロリーを満たせないことがあります。
その結果、
- グラム単価は安いのに
- 1日あたりの給与量が増えて
- 結果として1日あたりのコストが高くなる
というケースもあります。
もしパッケージに「100gあたりのカロリー」が書いてあるなら、
- 今食べているフードのカロリー
- これから検討しているフードのカロリー
を一度比べてみるのもおすすめです。
多頭飼いの場合は「1匹あたり」のコストを出す
多頭飼いのおうちは、1日あたりのトータルコストに目が行きがちですが、
実際には
- それぞれの体重
- 年齢や運動量
によって給与量が変わります。
可能であれば、
- 犬A:体重●kg → 1日の給与量●g → 1日●円
- 犬B:体重●kg → 1日の給与量●g → 1日●円
というように、**1匹ずつ「1日いくらかかるか」**を出してみると、
家計全体のイメージがつかみやすくなります。
「安いからダメ・高いから良い」ではなく、続けられる範囲での最適バランスを
コスパの話になると、どうしても
- とにかく安いフードを探す
- 「高い=いいもの」と信じてしまう
といった極端な方向に行きがちです。
大切なのは、
- 愛犬の体質・健康状態に合っているか
- 原材料や製造背景に納得できるか
- そして、無理なく続けられる価格かどうか
この3つのバランスです。
「このぐらいの金額なら、長く続けられそう」と思える範囲で、
安全性や品質に納得できるフードを選んであげるのが、結果的に一番のコスパになります。
まとめ:1日あたりのコストを知れば、フード選びの不安が小さくなる
ドッグフードのコスパは、
- フードの価格と内容量から「1gあたりの単価」を出す
- 体重・年齢に合った「1日の給与量(g)」を確認する
- 1gあたりの単価 × 1日の給与量 = 1日あたりのコスト
という流れで、かんたんに計算できます。
1日あたりの金額が分かると、
- このフードを続けると1か月でどれくらいかかるのか
- 他のフードと比べて、本当に高いのか・安いのか
- 「ちょっと良いフード」に切り替えると、どのくらい出費が増えるのか
が、数字ではっきり見えるようになります。
うやむやな不安のまま選ぶのではなく、
「1日いくらなら、この子のために無理なく続けられるか」 を基準に、
愛犬とあなたの暮らしに合ったフードを選んであげてください。